身長7メートルの巨大モビルスーツは、津山市在住の中元正一さん(1964年生まれ=完成時35歳)が自ら設計書を描き、製作者 中元正一氏たった一人で製作したもので、コックピットに人間が乗り込んで歩かせ、さまざまな作業を行うことの出来る二足歩行型有人汎用機械をコンセプトに、7年間の作業期間を経て1999年(平成11年)12月に完成させたものです。
中元さんは、地元の工業高校を卒業後、自動車メーカーに技術者として勤務していましたが、今やらなければとモビルスーツの製作について両親を説得し、故郷に戻り毎日の仕事の合間に制作を続けたそうです。
制作者:中元正一さん
もともとガンダムマニアやアニメファンではなく、ものづくりが好きな青年で、小説のZガンダムを読んで挿絵の格好良さにしびれ、作りたい衝動をどうしても止められなかったとか・・・。